シニアが楽にピアノを弾くには
2015年 02月 23日
椅子の高さは弾きやすさに直結します。
背もたれのない椅子は 椅子の両端におおきなねじがあって、それを同方向に回すと高さが変えられます。
背もたれのある椅子は 椅子の背にあるつまみを強く握って 上下させると調節ができます。
肘が90度くらいで鍵盤における高さか、幾分、肘が鍵盤よりも高めになるように座るとシニアの場合、楽なようです。
椅子の高さを調節して、さあいよいよ椅子の腰掛けるとき。
ここで注意です!
手(指)は椅子に触れずに腰掛けるようにして下さい。
背もたれのあるタイプの椅子で、特に古くなってくると、上下を調節する溝が壊れていることがあり、椅子の腰掛ける部分の下側へ手を添えて座ったとたん、椅子がさがり手を挟んでしまう危険があります。
必ず手は椅子から離してお座り下さい。
また、
ピアノ本体の足の部分にまあるいお皿のようなもの、かませてありませんか?それが意外と曲者で、ピアノ本体の高さがその分、高くなっているために、ペダルに足をかけると足首の角度が、鋭角になってしまいペダルを踏む時は良いのですが上げる動作の時にとても辛くなってしまい、完全にペダルを上げられなくなり音が濁るということがよくあります。
できれば、かませてあるものと同じ高さ分のマットか板のようなものを敷くことをお勧めします。
楽にペダルが踏めますよ。
by asibi60
| 2015-02-23 12:00
| 一歩前進するには?